ジャンパーズニー・オスグッド病NOAUTOLINK:
膝痛(ジャンパーズニー・オスグッド病)
膝の痛みは小学校高学年から高校生の生徒さんによく見られる症状です。
サッカーやバスケットボールまた陸上など膝を酷使するスポーツをしている生徒さんに多くみられます。
一生懸命クラブ活動に励んでいるうちに、膝の前面の下部、解剖学的にいいますと脛骨粗面(けいこつそめん)やお皿周辺に痛みを訴えます。
スポーツをする子供達にとっては選手としての成長を妨げる大きな悩みであり、ご両親にとっても自分の子供が満足にスポーツ出来なくて苦しむ様子を見るのは辛いことでしょう。
この膝の痛みは歩行時、ランニング、またしゃがんだりする動作のときに痛みが生じます。ですから検査としては、しゃがんでもらって膝周辺に痛みがでるかどうかで判断できます。
オスグッドでまず問題になる筋肉は大腿四頭筋といわれる 太腿の前面の筋肉の緊張です。
(大腿四頭筋とは、四つの筋肉の総称で大腿直筋、外側広筋、 中間広筋、内側広筋のことです。)
4つの筋肉はすべて膝蓋骨に付着し、膝蓋靭帯を通して脛骨粗面に付着しています。
大腿四頭筋は膝を伸ばす筋肉です。
その為激しい運動や、ランニング・ジャンプなどの動作を繰り返すことにより、過度の負荷がかかるその付着部である骨や靭帯の微小な損傷をおこし痛みを生じます。
痛いところばかりを治療しても症状が改善していかないのもこのためです。
当院では痛いところの治療も行いますが、原因となっている筋肉の過剰な緊張や伸長障害を取り除くことにより早期に症状を改善させます。
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